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はじめに
typescript の学習を始めた時に、enum（列挙型）について勉強しました。
色々調べて便利である事が分かりまとめました。
Enum（列挙型）とは？
Enumは、一連の関連する定数をまとめたデータ型です。これにより、プログラム内で明示的に特定の値を扱うことができます。例えば、曜日や月、カラーなどが挙げられます。
Enumのメリット
- 可読性向上: Enumを使用することで、コードがわかりやすくなります。例えば、Color.REDと書かれていれば、その値が赤色であることが一目瞭然です。
- 保守性向上: 列挙型を使用することで、特定の値の変更や追加が簡単になります。新しい値を追加する場合、既存のコードは変更せずに済みます。
使い方
数値型
数値を指定しなくても自動でインクリメントされる
enum Test1 {
ONE,
TWO,
THREE
}
console.log('Test1.ONE', Test1.ONE)
console.log('Test1.TWO', Test1.TWO)
console.log('Test1.THREE', Test1.THREE)出力結果を確認します。
"Num.ONE" 0
"Num.TWO" 1
"Num.THREE" 2 文字列
文字列は指定する事が出来る
enum Test2 {
ONE = '1',
TWO = '2',
THREE = '3'
}
console.log('Test2.ONE', Test2.ONE)
console.log('Test2.TWO', Test2.TWO)
console.log('Test2.THREE', Test2.THREE)出力結果を確認します。
"Test2.ONE" "1"
"Test2.TWO" "2"
"Test2.THREE" "3" 真偽値
真偽値は指定する事が出来ない
enum Test3 {
Success = true,
Failure = false,
}
console.log('Test3.ONE', Test3.Success)
console.log('Test3.TWO', Test3.Failure)出力結果を確認します。
Type 'boolean' is not assignable to type 'number' as required for computed enum member values.浮動小数点数型
浮動小数点数型は指定する事が出来る
enum Test4 {
Float = 1.1,
}
console.log('Test4.Float', Test4.Float)出力結果を確認します。
"Test4.Float" 1.1 
